# エラー発生の原因:ドロップアイテム過多による同期書き込みのパンク
パルワールドのワールドセーブ(Level.sav)は、Unreal Engine 5のGVASバイナリ形式で保存されます。
採掘拠点や配合牧場を稼働させていると、パルが落とした鉱石・木材・タマゴなどが地面に大量に放置されます。これらはすべて worldSaveData.DynamicItemSaveData に独立した座標・データとして逐一保存されます。
保存失敗のメカニズム:
- 落ちているアイテム数が数千〜数万個に達する。
- 自動保存時のファイルサイズが巨大化し、OSのI/O処理制限時間を超過する。
- ファイル書き込みがタイムアウトし、「自動保存に失敗しました」が表示される。
- メモリ上のデータが「未保存(Dirty)」状態のまま残るため、数秒おきに再試行され無限ループに陥る。
対処手順 1:ワールド設定でドロップアイテム上限を下げる
ゲームのタイトル画面または専用サーバー設定(PalWorldSettings.ini)で以下の項目を変更します。
DropItemMaxNum=500 AutoSaveSpan=30
初期値の3000から500程度に下げることで、フィールド上に溢れた余剰アイテムが自動消去され、書き込みデータ量が大幅に削減されます。
対処手順 2:拠点の放置アイテムを片付ける
採掘拠点や木材拠点にファストトラベルし、地面に散らばっている石・金属鉱石・硫黄などをチェストに回収するか、必要なければ処分してください。拠点のアイテムが片付いたら、構造物のない平原へ移動して1分ほど待機し、保存が成功するか確認します。
対処手順 3:CheckMySaveでデータが破損していないか検査
保存失敗が連続した状態でゲームを終了した場合、Level.savが途中で切断されて破損(0バイト化や切り捨て)している危険性があります。
- ゲームを終了し、セーブフォルダを開きます:
- Steam版:
%LocalAppData%\Pal\Saved\SaveGames\<SteamID64>\<WorldGUID> - ConoHa / Xserver VPS:
/opt/palworld/Pal/Saved/SaveGames/0/<ServerHash>
- Steam版:
- ブラウザで CheckMySave を開きます。
- セーブフォルダをドラッグ&ドロップすると、WebAssemblyがローカル上で即座にヘッダー破損の有無を検査します。
対処手順 4:破損している場合はバックアップから復元
もしLevel.savが破損している場合は、セーブフォルダ内の backup/ から直前の無事なデータを復元します:
backup/world/内にある最新日時のフォルダを開きます。- 中の
Level.savとLevelMeta.savをコピーします。 - ワールドフォルダの直下に貼り付けて上書きします。
backup/local/から同日時のプレイヤーファイルをコピーし、Players/内に上書きします。
? よくある質問(FAQ)
なぜ「ワールドデータ自動保存に失敗しました」が発生するのですか?
パルワールドでは、落ちているアイテム(鉱石、木材、タマゴ等)が1つ1つ独立したアクターとしてLevel.savに記録されます。拠点稼働によりアイテム数が膨大になると、同期書き込みの制限時間を超過し、OSレベルで書き込みがタイムアウトするためです。
CheckMySaveにセーブデータを読み込ませると外部に送信されますか?
いいえ、一切送信されません。CheckMySaveはWebAssemblyを用いてお使いのブラウザ内部(ローカル環境)でのみ解析を行うため、セーブデータが外部サーバーへアップロードされることはありません。